2026年6月6日・7日。
『流れる雲よ』名古屋公演スタッフで、鹿児島県知覧へ研修に行ってきました。
今回の研修テーマは、
「明日、特攻に行くと思って過ごす二日間」

鹿屋航空基地資料館、三角兵舎、知覧特攻平和会館などを訪れ、
当時を生きた人たちの言葉や想いに触れました。
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今回の研修は、
歴史を学ぶことだけが目的ではありませんでした。
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知覧という場所を通して、
「自分はどう生きるのか」
「何を大切にして生きるのか」
「なぜ流れる雲よを届けるのか」
を見つめ直す二日間でした。

過去を知ることは、今を見つめることだった
知覧特攻平和会館には、多くの遺書や手紙が残されています。
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家族への感謝。
仲間への想い。
未来への願い。
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その一つひとつを読みながら、
「自分だったら何を書くのだろう」
「大切な人に、今何を伝えたいだろう」
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そんな問いが自然と生まれてきました。
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特攻隊員の方々は
私たちと同じように家族がいて、夢があり、大切な人がいました。
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だからこそ、その言葉は遠い昔の話ではなく、
今を生きる私たち自身への問いとして胸に響きました。

遺書ワークで見えた、それぞれの大切な人
研修の中では、
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「もし明日、自分が特攻に行くとしたら」
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というテーマで、大切な人へ手紙を書く遺書ワークを行いました。
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皆さんだったら何を書きますか?

言葉に詰まる人。
涙を流しながら書く人。
静かにペンを走らせる人。
それぞれが自分自身と向き合う時間となりました。
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今回夫婦で参加されていたお二人がいたのですが、
お互い誰に向けて手紙を書くのかは分からないまま、それぞれ手紙を書いていました。
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手紙を読み合う時間になり、開いてみると、二人とも相手のことを書いていたのです。
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お互いの想いを知り
その日の夜、その手紙を握りしめながら眠られたそうです。

知覧に残る遺書には、大切な人への想いが数多く綴られています。
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今回の遺書ワークは、その想いに少しだけ触れさせてもらうような時間でもありました。
全てを理解することはできないかもしれません。
それでも先人の想いを理解しようとする。感謝を深める
当日の時代背景や想いを想像して感じる。

富屋食堂・鳥濱トメさんの想いに触れる時間
今回の研修では、
鳥濱拳大さんから講話をしていただきました。
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富屋食堂は、特攻隊員たちが足を運んだ場所として知られています。
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講話では、
鳥濱トメさんが隊員たちからどのような話を聞いていたのか、
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どのような想いを受け取っていたのか、
そしてその想いがどのように語り継がれてきたのかをお話しいただきました。
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一人ひとりに名前があり、
人生があり、
大切な人がいた。
最後には映像も視聴しました。
その時間を通して、
私たちは過去の出来事を学ぶだけではなく、
その時代を生きた人たちの想いに触れ、
今を生きる自分自身について考える時間をいただきました。
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「もっと伝えたい」
研修後の振り返りでは、多くの参加者から共通した声が聞かれました。
それは、
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「もっと伝えたい」
という言葉でした。
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ある参加者は、
「今年は届けたい人に届けられればいいと思っていたけれど、知覧からの帰り道で、やはりより多くの人に考えてほしいと思った」
と話していました。
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また別の参加者は、
「ちゃんと伝えていかないといけないと思った」
「SNSでの発信をもっと真剣にやっていこうと思った」
と話していました。

さらに、
「もっと流れる雲よに関わりたい」
「今悩んでいる人たちが、この作品をきっかけに良い方向へ進むきっかけになったら嬉しい」
という感想もありました。
知覧で受け取ったものは一人ひとり違います。
しかし、それぞれが自分の活動や生き方と重ね合わせながら、未来へどうつないでいくかを考えていました。
支えてくださる方々への感謝
今回の知覧研修は、多くの方々の応援によって実現することができました。
振り返りの中では、
「スポンサーの皆さまのおかげでこの経験ができたことを忘れたくない」
という声もありました。
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また、
「この経験や感じたことを発信することも恩返しになる」
という話もありました。
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研修を企画してくれた人。
準備をしてくれた人。
共に学んだ仲間たち。
そして応援してくださる皆さま。
多くの方の支えがあって、この二日間を過ごすことができました。
ありがとうございました。
また直接お伝えさせてください。
涙する人、笑う人、葛藤する人
二日間を通して、参加者の過ごし方は本当に様々でした。
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遺書ワークで涙を流す人。
仲間と語り合いながら笑う人。
知覧で見聞きしたことを自分の中で整理しきれず葛藤する人。
苦しみながらも、自分自身と向き合う人。
同じ場所を訪れ、同じ話を聞いても、受け取るものは一人ひとり違います。
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それでも共通していたのは、
「今をどう生きるか」
という問いと向き合っていたことでした。
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知覧で見たものは過去の出来事です。
しかし、その過去に触れることで、私たちは今を見つめ直していました。

私たちはどんな未来を残したいのか
『流れる雲よ』の舞台の中で、こんな問いがあります。
「日本はいい国ですか?」
知覧で命をかけた若者たちは、未来の日本を信じて飛び立ちました。
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では、その未来を生きている私たちは、どんな日本を次の世代へ残していくのでしょうか。
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今回の研修を通して感じたのは、
『流れる雲よ』は
命について。
感謝について。
家族について。
仲間について。
そして、
未来について。
考えるきっかけを届ける舞台です。
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知覧研修は終わりました。
しかし、本当に大切なのはここからです。
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私たち一人ひとりが何を感じ、どう生き、どんな未来をつくっていくのか。
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その問いを胸に、これからも『流れる雲よ』を届けていきたいと思います。
「日本はいい国ですか?」
その問いに向き合う人が、一人でも増えることを願って。
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